冒頭からこの映画、ヤバそうだなと思ったら、激ヤバ映画だった。
理解不能。完全にキャパ越え。だけどすごく惹き付けられた。
音楽がいい…。クラシックで壮大な宇宙観を見せつけられて、そこはまだ自分の中で腑に落ちる(？)点だったんだけど、人の声みたいなものが流れると、どうにも異質な空間が生まれてやばかった…。語彙力皆無なのだけど。
シーンの魅せ方とか構図、えげつないセンスだった。ひとつひとつのカットがお洒落すぎて…。特に宇宙船内。操縦席の、ゴタゴタとボタンがありつつ洗練してるところとか、ダルトーンで統一してるような液晶の色とか、お洒落だった。近未来感。
天井(この場合天井はないのか…？)に向かって歩いて行くところとか、トレーニングの時普通にループ感覚に陥るシーン、好き。
デイヴとハルの攻防戦も良かった。緊張感。ハルのカメラの恐ろしさ…。デイヴの冷静対応凄すぎる。
ラストシーンは完全に置いてかれたけど、あの一連の流れ、めちゃくちゃ好き。
もう、なんか、あの未確認黒板に収縮されてるんだろうね。宇宙…。やばい…。不穏！！
