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ザ・コアのryotaのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・コア(2003年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

良くも悪くも大作らしい大作SF映画でして、ひっさしぶりに観たらそれはそれなりに楽しかったです。ほぼテンプレ状態の展開はやっぱりねっていう安心感もあるし、当時では最先端であっただろうCGもちょっとした懐かしさと温かみさえ感じます。

地球のコアが止まる(?)とかいうすごいことに挑戦する人たちの話で、選抜された科学者や大学教授や女性パイロットなど、まあわっかりやすい配置で丁寧に丁寧に進めてくれます。公開当時ってこれが新鮮だったのかな。もう少し捻った感じとか、悲劇的なラストにするとか、特徴出せば良かったのにと思いつつも、アメリカ映画特有のヒーローものにするしか選択肢はないんでしょうね。そういう映画だって理解して観れば、普通に面白いです。主人公がジョークまじりに会話していくのがちょっとうざい気もしますが、そこまでシリアスさを感じないようにしたのはわざとでしょうか。それにしては、一人一人犠牲になって死んでいく展開はテンプレとはいえ可哀想ですよ。その辺りのバランスがあるようなないような、奇妙奇天烈感もまた味なのか。

それなりに尺も長いし、大作っぽい雰囲気持ってるので、暇な時に暇つぶしに見るにはちょうどいい映画なのかもしれません。
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