あらゆる中国映画の中でこの映画が最高でした。
最高というのは、この作品が、中国の怖さ、恐ろしさをようく描き出していたから。バカな日本人は中国にすぐに夢を見がちだが、現実の中国はそんなすばらしくも、雄々しくも、偉大でも何でもない。
中国5000年もウソ。
だまし合い、告げ口し合い、殺し合い、敵とみなした家族親戚すべてを地獄に突き落とすのが中国人だ。徹底した「皆殺し思想」があるのが中国人。
芙蓉鎮は、不寛容で恐ろしい中国人の姿をようく描写していたと思う。
そして、わたしはこの映画で中国語を覚えました。
洗脳されていた、若き日の苦い思い出。