芙蓉鎮の作品情報・感想・評価

「芙蓉鎮」に投稿された感想・評価

実はね こんな掃除だって 恥ずかしくないよ …

シーンはやや途切れ途切れに感じたが、右派の男と玉音の、肩を抱えて、そしてそれを払うと、また肩を抱える、というシーンであったり、
夫と玉音、右派の男と玉音の関係性は恋人というよりも父親と娘の様である、という風に見えるところなどが見ていて良かった

夫が殺される前の、手を合わせるところは中国社会への切実な救命、祈りのようにも見えた
おはな

おはなの感想・評価

4.0
中国映画独特な要素に戸惑うところもあるのだけど、
ストーリーの良し悪しでなく、“文化大革命”を描いた作品として良作。

中国の先生にオススメしてもらってみたけれど、みてよかった。
ヒロ

ヒロの感想・評価

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「豚になっても生きろ、牛馬になっても生きろ」という圧倒的理不尽の下、人間としての尊厳を失いながらもその負の時代を生き抜いた女の一生。ステレオタイプな悪役と絵に描いたような悲劇はちとテレビ的で安っぽいが文化大革命というのは遠くない昔となりの国で本当に存在したんだなと思わせる資料映像としては及第点。米豆腐、ミードーフなる映画史上最強に旨そうな食べ物が出てくる。飯テロ。

2020-55
ふじ

ふじの感想・評価

4.2
中国に行く前に観た。観てから一年近く経つが、二人の顔を見ると今でもとても切なくなる。文化大革命で翻弄される人々。
昔の中国の雰囲気を見てみようというだけの気持ちで見たけど
dah

dahの感想・評価

3.7
「生き抜け。牛馬となっても生き抜け。」中国、文化大革命の時代に翻弄された女性の物語です。非常に重厚なテーマを扱った作品ではありますが、政治的発言の色合いは左程でもなく、人の強く逞しく美しい生き方を描いた良作です。…米豆腐、どんな味なんだろう?美味しそうです。
Mizuma

Mizumaの感想・評価

4.0
文革時代、過酷な運命に翻弄される一庶民の女性の生き方が描かれる。公開当初、映画館で見て、「豚のように生きろ」というセリフに感動した。
えっ、この映画も登録されてるの!?
文革の闇を中国国内でも語れることを知った作品。
nck

nckの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「あの時代は一体なんだったのか、なぜあの様な事が起こり得たのか」
(中国映画の文化人類学 西澤治彦 より)

社会主義は、私有財産を認めない。これぐらいしか知識としてなかった私は、この映画を見て、あまりの理不尽さと苦しさに驚いた、、
ここ映画の素晴らしいところは、庶民を徹底的に描いているところであると思う。有名な毛沢東をはじめ、党のトップがほとんど出てこない。著書にも出てくるように「建国以来の政治運動が行政組織の末端レベルにおいてどのように展開されたのかがよくわかる」。出てくるのは芙蓉鎮の庶民たちと幹部たちのみ。

胡玉音が「必死に働いただけなのに(なぜ)」と叫ぶシーンが強烈。ほんとだよ、って思いました。
追い詰められた二人の恋愛は、お互いを支え合っていて夢中になってしまったし、谷さんの無言の訴えにもグッときてしまいました。何より過去にこのような状況があったという事実が、なんとも言えない気持ちにさせる、受け止めきれない

いきなり財産を戻すよ〜って言われたのも、主任がヘラヘラ話しかけてきたのもイラーーーーっとしたけれど、当時の人たちにとっては、安堵と歓喜と、、複雑な感情とすっぽり心が抜けたような気持ち、いろんな気持ちがあっただろうなと想像します。イラーーーーっとするのを抑えて、冷静かつ笑顔で皮肉を言った旦那さんには拍手でした。文化大革命が巻き起こした農民たちへの影響は、最悪のものだったと思います。しかしそれが実際にあったという事が、王のドラが響く最後のシーンを不気味に演出している。。。。。。。。。
すごい映画だ、、、、、勇気と監督の映像化すべき責任を感じたのが伝わる映画だ、、、、、、、
bowzZ

bowzZの感想・評価

3.5
文革の最中の中国の様子がよく分かる。とにかく個が少しでも突出してはダメなんだな、まさに全体主義。(出る杭は打たれる傾向のある某国も、その性質は潜在的に有しているけど。つか一度それで国が滅んだんだったかww)

しかしよくこれ87年頃中国で公開されたね。別にディスった内容ではないけど、結構ありのままの姿だったのでは?
天安門事件に向かって、民主化の機運が高まりつつある頃だったからかねえ?
tanzi

tanziの感想・評価

4.0
若き姜文が出てる60s-70s中国大陸の文革時代を描いた映画。

昔なら「人間の尊厳は全くないし、文革は悲惨な歴史だ。こういう政治は人を不幸にする。でもそこで力強く生きることの逞しさ」などという感想になったかもだけど、2019年の日本に生きてると他人事には感じられず、とても辛かった。

映画の感想にこんな事を書くのも野暮とは思うのだけど、

今どんどん押し進められている国民主権まるっぽ無視、国による憲法違反人権無視、
ジャーナリズムや立法府の破壊、知性と反知性による国の分断。

違法犯罪 反モラル デマに対して絶対に謝罪せず責任も取らない社会にしてしまった今の日本を考えると、

あっという間に同様の世界になるかもと想像してしまい、心から恐ろしくて堪らなかった。

戦前回帰としか思えない現政権の行く末は、
この作品と同じどんな人権無視にも黙って耐え、隣人から密告され既得権益を持つ者による抑圧がまかり通る不正義の世界を確立しようとしている。

しかもそれは与党に投票した、または投票すらしなかった国民が自ら招いている事。頭が痛い。

まさか自分が文革映画を観て、これ程まで身近に感じるとは想像もしなかった。

本当は、若い頃の姜文やはりかっこいい〜と惚れ惚れして終わるつもりだったのに。なんやねん。ほんまにもう。
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