ジェーンとロビンの関係はすごくよかった。恋愛とはまた違うけれど、友情以上の結びつきを感じさせる。人が人を思う気持ちが何より一番大切であり、友情だとか愛情だとかラベルを貼る行為自体無意味かも知れないなと思った。
ふたりの関係性や、女性の互助と自立への意識の芽生えは『フライドグリーントマト』に近いものがある。最近のフェミニズム映画より、90年代の女性主体の映画のほうがもっと自然体で、良作が多い気がする…
ウーピー・ゴールドバーグは、出演している映画にはイマイチハマらないことが多いけど、一家にひとりいてくれたら、精神の安泰が保たれそうだと思わせるほどに安心感がある。