ペコ

風の前奏曲のペコのレビュー・感想・評価

風の前奏曲(2004年製作の映画)
4.0
音楽映画の中では1番好きかも。(今のところ)
タイの伝統打楽器ラナート奏者の映画。ラナートは木琴を弓形に垂らしたようなもので、ポロンポロンと独特の音色を奏でます。ライバルとの競演バトルは鬼気迫るもの!見てるこっちは単純に楽しいけど!音楽は人の心を1番揺さぶりやすい芸術だと思う。理屈とかじゃなく、訳がわからないけど楽しいんだよね!
時代は日本軍のビルマ進行前。西欧化が国策となり、伝統文化は禁止される。ここら辺は日本にも同じことが言える。自分たちのルーツを捨てて豊かになれるのか。
(そうは言っても西欧の調律に慣れてしまった私に雅楽はちょい難しい。江戸時代以降のなら分かるけど。)
その伝統音楽が国民の心を揺さぶる限り消えることはないのだろうと感じた作品でした。
アジアの湿気と音楽に癒されます。大好き( ´ω`*)♪
ペコ

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