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昆虫物語 みなしごハッチのmitakosamaのレビュー・感想・評価

昆虫物語 みなしごハッチ(1970年製作の映画)
3.2
みなしごハッチ第一期・第1話 “負けるなハッチ” のブローアップ版で、東宝チャンピオンまつりにて上映とのこと。
YOUTUBEのタツノコプロオフィシャルページにてアップされていたので視聴しました。

いきなりスズメバチの集団がミツバチを襲う冒頭のシーン。唐突に悲劇から始まる怒濤の展開だ。
残された卵は優しいシマコハナバチが持って帰り、自分の子らと同様に育てる。でも継子たちは異種のハッチに意地悪をするんだよな。
今後の過酷な運命を暗示する様な第1話。
“みなしご”という存在の生きる上での辛さをコレでもかと描写する。

やっぱりこの時代は、孤児という存在が今よりも関心を持って取り上げられていたんだなぁと思う。現代と社会のコミュニティの在り方の違いを感じさせる。

危険な外に出てカマキリに襲われる。唯一家族を守るために、勇敢に立ち向かうハッチ。でもお喋りなアブのばぁさんに孤児であることをバラされ、ハッチは居たたまれなく家を出ることになる。

本当の母を探す決意。別れを悲しみながらも旅立ちを見送る育ての母。虐めたことを猛省する義理の兄弟達。
ハッチの悲しみの涙が胸に染みる。泣き声が本当に幼気(いたいけ)なんだよなぁ。がんばれと応援したくなるのも判るね。