1960年代後半にアメリカで実際に起きた未解決連続殺人事件を題材にしている。
報道機関にゾディアックと名乗る暗号つきの手紙が送りつけられる。
警察は必死に調査するがその後も犯行は重ねられる。
なかなか重厚なサスペンス、見ごたえがあった。
フィンチャー監督作品だが、代表作の『セブン』『ファイトクラブ』『ドラゴンタトゥーの女』『ゴーンガール』のような一種の派手さはなく、フィンチャー作にしては地味な感じがした。しかし、忠実に未解決事件の状況を人間ドラマ交え描いていて、リアル感にハラハラドキドキする。
最後少しモヤモヤ残るが、好きな作品です。
新聞社記者のロバートダウニーJr.、新聞社漫画家のジェイクギレンホール、刑事のマークラファロのそれぞれのドラマがいい。
特にジェイクギレンホールの演技は魅力的だ。