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ドラゴンボール 魔神城のねむり姫のmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.3
さてさてここまでやってきた劇場版ドラゴンボール、#16、『魔神城のねむり姫』。

これも87年なので、当時のドラゴンボールと並行して公開した映画。

時は、悟空とクリリンの出会い。
お約束の亀仙人の弟子入り課題、「ピチピチギャルを連れてこい」。
悟空の「ビチビチギャグって何だ?」。懐かしい。
このレベルでないと筋斗雲には乗れない。

原作コミックではすったもんだあって、結局ランチさん登場、なわけだが、この映画、その結局ランチさん、という結論を変えずにその過程を激変させる。スゴい。

というか、ランチさん!久しぶりに見た!
ランチさん、二面性、素敵。

今回は亀仙人が連れてくるピチピチギャルをご指名。それは、西の果てにある城に眠る絶世の美女、ねむり姫。
彼女を連れてくれば弟子にしてあげる、と。

過程を変えたとは言え、授業前の課題にしては相当ハードなレベルにアップしてる。

悟空とクリリンは競いながら下道を爆走する最中、ブルマ、ウーロン、ヤムチャ、プーアルは悠々自適の空の旅で城までひとっ飛び。

この頃からヤムチャは優男的なブルマ御一行派。
出てきた当時のカリスマ性はどこいったんだ。ウケる。

それで、軽い気持ちで行き着いたら真っ先に引っ捕らえられるブルマ御一行。
邪魔しにきたのか!と言いたくなるお騒がせ集団。

そして、ねむり姫の正体はなんと、、、姫、ではなかった!

と言うか、今思えばこの敵の巣窟、いったい何なんだ?こいつら誰なんだ?ドドリアみたいなやつ、何なんだ?この頃からこういうやつ、いたんだな。

みたいな、色々思いを馳せながら観ると面白い。

それにしても、修行前なのに悟空、クリリン、強い。ガンガン倒しに倒す。

そして、最後は謎の巨大兵器も登場して大賑わい。

そんな中、大活躍の悟空とクリリン、、、とランチさん。

こんな摩訶不思議な紆余曲折あって、連れ帰られたピチピチギャル、ランチ。
可愛いけど、そりゃ、カメハウスも大変だわ。
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