matchypotter

仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシスのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.4
“ドライブ”דゴースト”。
竹内涼真、この男、ほんと男前だな。

ドライブからゴーストへライダーの物語を継承するような物語。
個人的に、このドライブとゴーストはTVシリーズをちゃんと観れてなくてとても悔しいのだが、観れてなくても楽しめた。

ドライブはその名の通り車をモチーフにしたライダー。バイクではなくて車なのが歴代ライダーの中ではなかなか珍しい。

ゴーストもその名の通り“幽霊”をモチーフ。
そもそも主人公は死んでる設定。だから、“見えないモノ”が見える。

ゴーストは“アイコン”という魂が凝縮されたような球状の“目”をベルトに入れて変身する。
この“アイコン”には様々な偉人の魂が宿る事があり、その力がライダーとしての力にプラスされる。

今回はそのゴーストの特性と、ゴーストの過去をメインにしながらドライブの世界観と掛け合わせる。

ゴーストは幼い頃に父を亡くしているが、まさにその過去に、ドライブ竹内涼真と迷い込み、父との再会を果たし、父の死の運命に抗おうとする筋書き。

そこに、“アイコン”、偉人が絡む。
それがルネサンス時代の偉人、ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの3つの魂が過去にも現在にも影響を及ぼし、脅威となる。

さらにその事から、ドライブ達が撲滅したはずの敵も同時も蘇る。
この辺の仕組みというか、ルールというか、急展開が少し強引さがあるが、いつものコラボライダーのお祭り映画と化していく。

途中、竹中直人と片岡鶴太郎の茶番がある。
明らかになくても良いただの“昭和コント”。親世代にしか伝わらないネタの応酬。
ライダー映画としてはかなりヒドいシーンだが、個人的にはアイスブレイク的にフフフとなった。

竹中直人、この人もある意味“偉人”か。
それとシンクロして本筋よりも盛り上がってる感じの片岡鶴太郎。
当時映画館でキッズ達が「?」となってる絵が目に浮かぶ。

最後はルネサンス3大偉人がとんでもないことになる。
そこに立ち向かう、ドライブとゴースト。父との過去を乗り越えて、絆を強くして。

最後のドライブとゴーストのビジュアル、カッコ良すぎ。
しかも2人して同系色のビビットな佇まいでめちゃ映える、かっけぇぇぇ。

ゴーストはフードがあるし、炎や“幽霊”らしい和テイストがあしらわれてるデザインが結構好き。
それでこのカラーリングはめちゃ良いね。

過去と現在という2つの時間軸で2人のライダーが運命を乗り越え、周りに支えられて正義を貫く。

竹内涼真のカッコ良さが本当に際立ちすぎる。
最後のエンドロール、もう別のラブコメ映画のラストみたいになってる。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
『matchypotterと映画の秘宝』
https://matchypotter.com/
作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
(まだ始めたばかりでお粗末が過ぎるブログですが)
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○


F:2322
M:1083
matchypotter

matchypotter