“ドライブ”דゴースト”。
竹内涼真、この男、ほんと男前だな。
ドライブからゴーストへライダーの物語を継承するような物語。
個人的に、このドライブとゴーストはTVシリーズをちゃんと観れてなくてとても悔しいのだが、観れてなくても楽しめた。
ドライブはその名の通り車をモチーフにしたライダー。バイクではなくて車なのが歴代ライダーの中ではなかなか珍しい。
ゴーストもその名の通り“幽霊”をモチーフ。
そもそも主人公は死んでる設定。だから、“見えないモノ”が見える。
ゴーストは“アイコン”という魂が凝縮されたような球状の“目”をベルトに入れて変身する。
この“アイコン”には様々な偉人の魂が宿る事があり、その力がライダーとしての力にプラスされる。
今回はそのゴーストの特性と、ゴーストの過去をメインにしながらドライブの世界観と掛け合わせる。
ゴーストは幼い頃に父を亡くしているが、まさにその過去に、ドライブ竹内涼真と迷い込み、父との再会を果たし、父の死の運命に抗おうとする筋書き。
そこに、“アイコン”、偉人が絡む。
それがルネサンス時代の偉人、ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの3つの魂が過去にも現在にも影響を及ぼし、脅威となる。
さらにその事から、ドライブ達が撲滅したはずの敵も同時も蘇る。
この辺の仕組みというか、ルールというか、急展開が少し強引さがあるが、いつものコラボライダーのお祭り映画と化していく。
途中、竹中直人と片岡鶴太郎の茶番がある。
明らかになくても良いただの“昭和コント”。親世代にしか伝わらないネタの応酬。
ライダー映画としてはかなりヒドいシーンだが、個人的にはアイスブレイク的にフフフとなった。
竹中直人、この人もある意味“偉人”か。
それとシンクロして本筋よりも盛り上がってる感じの片岡鶴太郎。
当時映画館でキッズ達が「?」となってる絵が目に浮かぶ。
最後はルネサンス3大偉人がとんでもないことになる。
そこに立ち向かう、ドライブとゴースト。父との過去を乗り越えて、絆を強くして。
最後のドライブとゴーストのビジュアル、カッコ良すぎ。
しかも2人して同系色のビビットな佇まいでめちゃ映える、かっけぇぇぇ。
ゴーストはフードがあるし、炎や“幽霊”らしい和テイストがあしらわれてるデザインが結構好き。
それでこのカラーリングはめちゃ良いね。
過去と現在という2つの時間軸で2人のライダーが運命を乗り越え、周りに支えられて正義を貫く。
竹内涼真のカッコ良さが本当に際立ちすぎる。
最後のエンドロール、もう別のラブコメ映画のラストみたいになってる。
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