すずき

俺たちに明日はないのすずきのレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
4.6
ウェイトレスのボニーは、銀行強盗の罪で服役していたクライドと出会った事で、それまでの退屈な毎日から、銀行強盗をしながら各地を逃げ回るデンジャラスな日々へと変貌を遂げる…。

うーん、うまく言えないけど、不思議な魅力を持った映画。スコアも難しい。
「気狂いピエロ」「イージーライダー」みたいなアナーキーさと、各地を点々とするロードムービーの趣きがある。その二つが好きならこれも是非。

ボニーとクライドの反社会的で刹那的な生き方と、二人の関係は凄く憧れる。社会的には憧れちゃいけないんだろうけど。

あと衣装が最高にカッコいい!ボニーも美人だし。

非現実なシーンはほとんど無いのに、何か夢を見ている様で、ラストシーンで現実に戻される。けど、いい夢だったなぁ…なんて感じの余韻を残す映画でした。