課長(以下課):1972年の名匠ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督(『イヴの全て』など)作品のリメイク版。『オリエント急行殺人事件』など俳優としても活躍するケネス・ブラナー監督、マンキーウィッツ版ではティンドル役だったマイケル・ケインが今度は相手のワイク役で再登場だ
ヒロシ(以下ヒ):元舞台劇ということもあって、基本2人芝居で、俳優さんの力量がモロに出る構成なんですが、そこはマイケル・ケインさんとジュード・ロウさんですので間違いない感じですね(笑)
課:ジュード・ロウの美しさはヤバいなー。何だろう、中性的な感じでもなくて基本男臭いのに、何故か見入ってしまう感じは不思議だな
ヒ:マイケル・ケインさんの怪しい存在感も流石ですし、攻守交代というか、テニスのサービスゲームみたいに攻める側と守る側が二転三転するのも面白いですよね
課:俺的にはマイケル・ケイン氏は『ダークナイト』とか、『キングズマン』とかの何事も動じず頼りになる執事役のイメージが強いので、感情剥き出しのこの役はイメージがなくて新鮮だったわ
ヒ:場面転換はほぼ無いですが、90分弱と短尺なので中弛みなく最後まで楽しめますね、ミステリー劇だと思って鑑賞したら少し物足りないですが、舞台劇として見ると良い感じな作品じゃないでしょうか!
ストーリー 3
キャラクター4
世界観 3
演出・演技 4
音楽 3
名優の共演!度99