やっと。ずっと観ようと思ってた割には話のあらすじも知らずで、4人姉妹の恋の話？くらいに思ってたから、こういうストーリーなのね！となった。もちろんそれぞれの恋愛模様も描かれているけど、当時のあらゆる人々への差別社会の有り様が結構な頻度で表現されていて、そっちのテーマの方が個人的に印象に残った作品だった。人種差別や男尊女卑など。特に同じ女性として、男尊女卑の現代のあり方は当時このような母や母に愛情を持って育てられたジョーのような強い女性がいたから変化していったのだと思うと逞しいしずっと尊敬していかねばな、と。なんといっても4人姉妹みんな美人で、特にメグの長女感満載の凛とした綺麗さにうっとり。一方三女ジョーの素直な陽気さも可愛いくて、ほったらかされがちな三女としての葛藤を抱きながらも次第に受け入れていき、実際は家族の太陽のような存在になっていたジョーを中心に描かれたストーリー展開が本当に暖かかった。
