CucumPrincess

200本のたばこのCucumPrincessのレビュー・感想・評価

200本のたばこ(1998年製作の映画)
3.3
タバコの煙でバリアを作り、嫌なものはバリアの向こうに置き去りにして、身軽に年を越そう。
良い年だったと思いたいから最後の一日に慌てて帳尻を合わせようとする人ばかり出てくるこの映画、あまりにも大晦日すぎる。皆挙って浮かれたり、せかせかしている大晦日の雰囲気って楽しい。
大晦日にギスギスイライラする人たちも出てくるのだが、帳尻合わせが大晦日に間に合わなかった感じもそれはそれで良い。それに、腐れ縁は持ち越さない方が良い。

最高の1年だった。今までで一番、は言いすぎか。でも間違いなくここ数年で最も良い一年だった。学び、勝負、出会い、成長。それに友達や家族がもっと好きになったし、夢を叶えたことは今年のハイライト。心残りは何もない。この映画みたいにドタバタ慌てることもなかった。前向きに大きなはじめの一歩を踏み出せる。
CucumPrincess

CucumPrincess