幽霊に会いたくないですか?
黒沢清監督の世界観はやっぱよき。
グレイッシュな彩度が低い色彩
儚げで朧げな映像。
壁のシミはまるで
おばあちゃん家の
寝る時に見る天井の木目の様。
最初は特に怖くないが
見れば見るほど怖くなってくる...。
ただひたすらに不気味。
2001年は弟切草、狗神、富江も上映されていたそうで..邦画ホラー全盛期🤩
しかし当時、これをみた時
作品が意味不明すぎて???ってなったけど😂
🫘豆の樹齢を重ねると
何だか何と無く分かる気がしてきたのが
大人になってもう一度鑑賞してよかった
と思う作品でもありました。🥳
そして昔の
PCのヒョロローカリカリカリな
怖い音を思い出したww😂💦
本当、あの音怖い❗️
因みに
イルカ🐬の消し方は当然調べましたよ。
でも何故か何度も何度も復活するから
あいつも恐怖だった🐬😂
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この作品の
恐怖アイコンは
勿論人間の形をした黒いシミなのではあるが、
扉を赤いテープで塞ぐ
と言うシーンが何度も繰り返される。
何度も何度も
意味不明なシーンを見させられ
そこにもどんどん恐怖がやってくる。
壁のシミよりも
もしかすると、こう言うシーンで無意識下に恐怖を感じてる可能性もある。
そこには=何故
って言う事があって
人間は無意識に色々憶測を立てる。
だからこそ
想像させる恐怖って
やっぱりホラー映画の醍醐味だわぁーーー!
となりました。☺️♡
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個人的に
終盤の誰もいない街中、
上がる黒煙
墜落する飛行機
そんな終末感のある世界観が
めっちゃ好きと感じました。
そして、
虚構世界(霊界?)と現実世界の
境界線のあやふやさ。
気づいたら
現世じゃない....
その見せ方は本当に素晴らしいと感じました。
👏
気づいたら世界が変わってたから
びっくりよ!!!!
後、テーマとして
皆んなが死ぬ。いなくなる。生きる孤独
がテーマとなっているのかな??
そこにインターネットを持ってきたのは
自分は1人じゃないと思えるネット世界
しかし、その繋がりは幽霊の様なもの。
って感覚。
確実にそこにあるのに
実態もあるのに.....
かすみがかって相手の本質が分からない。
そんな繋がりがある
ネットと幽霊
って所なのかなとか思いました。
だからこそ死の世界と現世
死者と生者との
繋がりって何だろう??
とか色々考えてしまう作品でした。
周りの人は死んで行って
自分だけが生き残って行く事に
辛さを感じてくる時もある。
それでも進んでいく事が
「間違いではないよ」とセリフが入るのも
個人的に素敵。と感じました🥺
エンドロールでCoccoが流れるのも凄い
エグいのよ❗️😂
「羽根~ lay down my arms ~」
の歌詞が親和性があって
返らない
戻らない
何もない
これ以上
ああ 想い出だけで
繋がるしかなくて
ああ 途切れてしまう
息も絶え絶え
羽根は舞い上がり
土へ帰る
何やかんや、オシャレな映画だわねぇ❗️
って感じ☺️
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ハリウッド映画のリメイク版
『パルス』
も観たくなった❗️
海外の人の解釈と作り方を是非とも比較してみたくなりますねぇ〜👐
皆様もご興味あれば是非ともご覧あれ〜
でわでわ〜👋