レオ

回路のレオのレビュー・感想・評価

回路(2000年製作の映画)
3.4
インターネットを通して霊界が現実を侵食する恐怖を描くホラー。

CUREの黒沢清監督の作品で、そちらと同様、なんとも言えない不気味さが作品を支配している。

ショッキングな描写は一応控えめだが、まさにJホラーの真骨頂と言える湿度の高さが魅力的だった。

テクノロジーが浮き彫りにする絶望的な孤独感、というテーマや霊界と現実世界がテクノロジーを通して繋がる設定も当時としては先端を行っていたんじゃないだろうか。

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆

■ジャンル項目(ホラー)
ジメジメ度:☆☆☆☆
ドキドキ度:☆☆☆
テーマ性:☆☆☆☆
(恐怖度:50、娯楽度:50、芸術度:60)
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