カール・テオドア・ドライヤー作品を続けて観てます!
吸血鬼が村にやってきた!一体誰が吸血鬼なのかを追い詰めていくホラー映画
トーキー映画のはずなのにほとんど台詞がなくサイレント映画と呼んでいいくらい。
吸血鬼が影でしか表現されないがそれがヌルヌルと色んな場所へ移動するシーンの不気味さ。
そして、主人公が殺され、棺に入るシーンは伊丹十三の『お葬式』にも似てます。
色々とトリックが面白い映画ではありますが、めちゃくちゃ面白くはなかったです。シーンがかなり消されて短縮してしまったのも理由ですが、ちょっと分かりにくいですね。
やっぱり『あるじ』が完璧すぎたなぁ。