春とヒコーキ土岡哲朗

イージー★ライダーの春とヒコーキ土岡哲朗のレビュー・感想・評価

イージー★ライダー(1969年製作の映画)
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若者が、新たな時代に向かい、自由を切り開こうとした。

バイクで旅路を走り抜ける爽快なシーンで、毎回ロックが流れる演出に、自由を求める前向きな精神を感じる。
新しいものを受け入れるのには思い切りが必要で、ここで描かれている新たなもの・恐怖の対象は「自由」。

女たちと愛で支え合いながら謝肉祭を観る主人公たちのシーン。それまでよりも淡い画質の映像が入り乱れる。漠然とした若者たちの、儚さを含んだ高揚を感じた。