一体、この人の頭はどうなっているんだろう?
顔、声、動き、一挙手一投足が卑怯なほどに面白いジム・キャリーが元気いっぱいにふざけっぱなし。話も笑いもテンポ良く進んでいく。
しかし、「食いつなぐだけの人生じゃ生きる価値は無い」という真剣なセリフが刺さったりもする。確かに、生きるためだけに生きていたら不毛だ。無駄を楽しまなければ意味がない。無駄だけど楽しいこの映画然り。
ストーリーの緊張感も一応あり、ちょっと暴力的な感じもあり、そしてロマンスもありながら、ずっとおふざけが繰り広げられる。
「最高にムカツク音を聞く?」と尋ねてから奇声をあげて案の定怒られる件が好き。