松田

プレデターの松田のレビュー・感想・評価

プレデター(1987年製作の映画)
3.7
いやぁ面白い!プレデターもシュワルツネッガーも最高だ!

その時すでにコナン、ターミネーター、コマンドーとその鋼の肉体と怪力を世界に見せつけ、スター街道まっしぐらのシュワルツネッガーを主演に据えた事で、プロレスで言えばこの映画は団体のエース(シュワ)vsまだ見ぬ未知の強豪(プレデター)という構図に見える。
恐るべき身体能力と光学迷彩や肩のキャノン等遥かに先をいく科学技術、さらに高い知能でそれらをフル活用して己のやり方で狩りをする。そんなプレデターがポテンシャルを全開に出来たのは相手がシュワルツネッガーだからこそ。
逆に言えばあのシュワがボコボコにされてる!パワーでなんとか出来ないなんて!と、公開当時は観客は衝撃を受けたに違いない。
持てる力と知恵を用いて人間離れした人間がさらに自分よりもっと強い生き物と戦う。それで面白くならない訳がない。
そしてその結果、今なお語り継がれる有名なクリーチャーであるプレデターを生み出し、しっかりとそのキャラを確立させた傑作となったのではないだろうか。
松田

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