愛するが故の究極の選択はあまりに切ないものだった。
しょっぱなからハラハラドキドキ、テンポの速さに置いていかれそうになりながらもその世界にグイグイ引き込まれていた。
「バタフライエフェクト」
まさにカオス理論によって人生は出来ている。いくつもの選択によって紡がれる人生、あの時ああしていればもっと違う結果になったはずなのに…、
誰しもが考える事である。
けれどたとえ遡って違う選択が出来たとしてもまたどこかで同じ壁にぶち当たるだろう。
選択を重ねた今を後悔ではなく自分の生きた証として愛そう!そう思えた作品でもあった。