やっぱりいちいち洒落てる。
キャデラックの鍵についてる手回しオルゴールのキーホルダーかわいい。極寒のなか幌が閉じないオープンカーのおかしみ。それは最後にミッコネンの棺になる。
ドライブスルーで夜に食べるハンバーガーうまそうだったなー。視聴者をおいてけぼりにして意気投合するヒロインと主人公。少年のファッションがイケてるし瓶の飲み方あんまりにもカウリスマキ映画っぽくて笑っちゃった。
教会宿泊所の狭っちいベッド出てきてうれしくなる。いつも出てきてくれる狭っちいベッドさいこー。色もブルーと赤でにこにこになる。
3人で特段きれいでもなさそうな海辺に行ってピクニック?してるところよかったなー。ちゃんとコーヒーカップとソーサーも持ってきてやんの。あとでかいラジオね。
いま最初から再生しなおしてみたけど、そもそも冒頭の炭鉱を閉じるシーンがしぶいよ。誰も通らない階段と吹き荒ぶ風の音、ダイナマイトかなんかの警告音と暗い顔の男たち。
あと革ジャンかっけーな〜わたしも革ジャンを着てギュムギュム鳴らしたいぜ。
刑務所の工場みたいなところで金属削り出しの指輪作るのロマンチックだったなー。
脱獄した後に道路標識でショーウィンドウぶち壊すシーン、つい笑っちゃった大好きです。
今回はいつもの部屋のおしゃれさなんかはあんまなかった、と思ったけど刑務所相変わらずイケてたね。でかいラジオいいな〜ラジオはでかけりゃでかいほどいいです。
ずっとちっともいいことないのに、ずっとなんだか寂しげなのに、それでも、だからこそ?なんかじんわり沁みるんだよな。好きです、カウリスマキ作品。