カズザク17

真夜中の虹のカズザク17のレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
3.5
幾つかの不運が続いた後に、運命の出会いが…このまま小さな幸せを手に入れるのかと思っていたら、またまた不運に見舞われ小さな幸せはどこかに…って思っていたら、小さな幸せは本物で、自分の手の中に残り…人生捨てたもんじゃないって思わせてくれる。
失業、自殺、出会い、収監、脱獄、結婚、強盗、殺人、そして逃亡へと、目まぐるしく物語が展開する。特に後半は、現実には有り得そうにない設定・展開が色々と続いて、人生の再出発へと綱渡り状態で物語が進んでいく。ここまでしないと小さな幸せを手に入れる事が出来ない…そういう人達が居るという事に、切なくなると同時に、怒りのような感情?憤りを覚えてしまう。