カズザク17

マッチ工場の少女のカズザク17のレビュー・感想・評価

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)
3.5
自分の為に、ほんの少しだけ「贅沢」をしただけなのに…やっと見つけたと思っていた恋だったのに…やる事が全て上手く行かない…。何の為に働いているのか?何の為に生きているのか?を考えてさせられる。最終的に選んだ道が…虚し過ぎるし、悲し過ぎる…。
物語の鍵になるシーンは見せない・見えない、そしてセリフも無い。見ている側が、全てを最終的に想像し考える。車に轢かれて…薬局で買った薬で…最後に現れたのは…どこかに救いの手は?逃げ道は?やっぱ虚し過ぎるし、悲し過ぎる…。