アラブの舞台で、アラジンが姫ジャスミンに恋をする話。
いや、面白かった。
やっぱり曲が良きだった。特に「A Whole New World」とかは、ディズニーランドのアトラクションとかでもっかい聞いたら泣いてしまいそうなくらいの、エモーショナルな曲。
ストーリーも楽しめた。ランプによって偽っているが、本当は貧乏な「Street Rat」だと知れたらジャスミンに嫌われてしまうのではないかという葛藤。そして、そのジャスミンを奪わんとする大敵ジャファー。内敵（そんな言葉はない）と外敵のバランスが良かった感じがする。
でもやっぱりキャラクターかなぁ。ランプの魔人ジーニーの愛嬌がずっと砂漠の国に降り注いでた。メタ的な視点も含めたコミカルさがあって、見た目もどんどん変身して飽きない。クライマックスで2人が大真面目に戦ってるシーンで、1秒くらいの瞬間的なカット、ジーニーが影分身チアリーディングで「いけ いけ アラジン！」って言ってるシーンは吹いた。
願いを何でも叶えてくれるアメリカンナイスガイ、俺もほしいなぁ……。
