わっしょい

アラジンのわっしょいのレビュー・感想・評価

アラジン(1992年製作の映画)
3.4
実質、情に厚いヤンキー映画

なんだかんだで初めての鑑賞。
そもそもディズニーのプリンセスもの自体が初めてな気がする。

ジーニーと絨毯のキャラが良かった。
この2キャラの魅力が、この映画の魅力に直結してると言っても過言じゃないと思う。

特にジーニーは、薬でもやってんのかってくらいテンションがイカれてて、ぶっ飛んだ勢いだけで笑わされた。

絨毯は、全く喋らないのにすごく感情の豊かさが伝わってきて、かわいかった。
絨毯に対して、キャラが良いとか感情豊かって表現を使うことはおかしなことだけれど、そう言った表現を使いたくなるくらい人間らしさを感じさせられた。

アラジンは、情に厚いヤンキーって感じだった。
コソ泥として人に迷惑をかけながら生きているけれど、友達や好きな人、弱い子には優しいと言うのが、まさにステレオタイプのヤンキーっぽい。
ジャファーがより悪いことをしてくれたおかげで、アラジンの盗みなんて比較的ちっぽけなことは、気付けば無かったことになっていた。
結果的に、優しい奴という印象だけ残る形になっていて、とても幸運なやつだなと思った。

あと、曲はすごく良かった。
有名な曲が流れるとやっぱり楽しい。
ジーニー登場シーンの「フレンド・ライク・ミー」が一番好き。
わっしょい

わっしょい