モナリザ・スマイルのこはなのレビュー・感想・評価

保守的な女子大学に着任してきた美術講師。当時の女子大生なんて圧倒的に少数派で超エリートなはずなのに、学生たちは卒業したらすぐに結婚して専業主婦になることが当たり前だと思っている。そんな学生たちとの交流を通じて、自分の才能を信じること、大切にすることを伝えていく。最初は煙たがられていたが学生たちも次第に心を開いて行く。高等教育の果たす役割は男女で違うものと思われていた時代に、学生たちが自分の道を切り開こうと決意し奮闘する様にとても感動した。