このレビューはネタバレを含みます
ざっくりあらすじ👩🎓
女性が家庭に入ることが当たり前とされていた1953年。保守的な女子大学に赴任した美術教師と学生の人間ドラマを描く。
「いまを生きる」みたいな先生が生徒を啓蒙していく話かと思ったけど、もっと個々にスポットライトを当ててそれぞれの選択や価値観の違い、葛藤を見せてくれる作品。
主人公の先生は超保守的な学校の中で女性解放的な考え方なんだけど、後半で「君は価値観を人に押し付けすぎる」と言われていたのが印象的だったなあ。
リベラルな考え方も強制したら最早リベラルじゃないんだなあ。。
家庭に入ることも一つの選択🏡
キルスティンダンストは自分が幸せじゃないがゆえに人を応援できない役。胸が痛かったけど幸せになってほしい🙍♀️
マギーギレンホールの役がこの中では一番好きだった。痛みを知る者は人の痛みにも寄り添えるんだね👩
女性は特に考えさせられる映画だと思いますが、そこまでシリアスでないのでヒューマンドラマとして楽しめます。
いろんな人のドラマに焦点を当ててるので、ちょっと話がとっちらかってたり展開が唐突だったりするのは感じるかも。
50年代の衣装が素敵でした👚
50年でここまで価値観が変わるんだったら2050年にはどんな価値観になっちゃってるのかな👼
今の私の思考も古いと思われるのかな👵
学んだこと🤓
考えがどうであれ、それを人に強制することがよくない。