クソ男しか出てこない映画。夫に一方的に要求される冒頭からヤバすぎる。家庭に居場所がなくなり、作家の男との情事に耽るが…。 子供の言葉遣いがめちゃくちゃ汚いのがおもろい。映画の中でイキリ倒すガキは嫌いだが、「中流階級の」「育ちが良いとされるはずの」子供がめちゃくちゃ口悪いの面白すぎ。 そして、フランク・ペリーの映画に出てくる男はみんな顔つきが最高。『泳ぐひと』のバート・ランカスター、『David and Lisa』のケア・デュリア、そして本作のリチャード・ベンジャミンと顔の系統がなんとなく似ている気がするし、日常に適合しようとしているのに狂気が滲み出てきてしまっているような芝居がとにかく好き。