私が男だったら絶対こんな映画撮る。って思いながら観てた。
あーーこの映画だいすきだあ。
今日は映画観たいけど観たくない気持ちで。ポチポチいろんなの観てもどれもしっくりこなくて。壮大な映画も感動的な映画も恋愛映画もなんか面倒くさくて。そしたらこの映画を思い出して。90分だしちょうどいいやって観はじめて、もう最初から最高で、ずっと面白くて、かっこよくて、なにも悲しいことが起きなくて、誰も死ななくて、みんなバカだしはちゃめちゃだし、今日にピッタリだった。でも最後でわんわん泣いた。
終わりが決まってるのいいなーとか思った。私も終わりが決まってたら今すぐ世界一周とかするなーって。
未来のために生きるの面倒くさいよ。未来のために頑張ってもその未来がくるかわからないじゃん。18歳の今は？って思う。頑張っても頑張っても、その次があるし。なんかいつも、制約があってさ、あー明日1限あるから早く寝なきゃーとか、この先もあるから今は我慢しなきゃーとか、ときどき嫌になる。で、嫌になったのが今日で、だから彼らが今の感情で好きなようにしてる姿見て、めちゃくちゃいいなって思った。めちゃくちゃいいなあ。
でも、でも、ボスが「早く海行けよ」って言ったとき、ああそうかあ、この人たちは本当に死ぬんだもんなあって。もうすぐ死ぬのかあ。それで、「怖くないよ」って言うから、涙止まらなくなった。怖いよなあ。きっとすげえ怖いよなあ。
海、めちゃくちゃ、めちゃくちゃよかったな。青じゃないんだね。この映画にぴったりな海だった。
こんな人たちがいるなら天国も最高じゃんね。私も海の話したいな。
ユーモアを大切にして生きていきたいっす。生き急がないで。
来世はスーツと煙草が似合う男で！！
