たけふ

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのたけふのレビュー・感想・評価

4.0
観終えた後に切ないんだけど、どこか心があたたまるというか、そういった映画。
余命あと少しと宣告されたら自分は何をして余暇を楽しむか、何を死ぬまでにやっておきたいかなど様々なことを考えさせられた映画だ。

主人公達は犯罪(強盗等)を犯しながら最終目的地である海を目指す。天国で海についての話題が流行ってるらしくその会話に参加したいがためだ。
その道中に犯罪を犯しているわけだが、登場人物が皆優しくユーモアに溢れているからか、ほのぼのとした印象を感じた。そこがこの映画の良い点なのであろう。
しかし、最後のシリアスなシーンでは一気に現実に引き戻される。今までのユーモアに溢れたシーンが多かったせいで余計悲しみが込み上げる。
たけふ

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