1980年。アメリカ映画。ドラマ。
監督、スチュアート・ローゼンバーグ。
キャスト、ロバート・レッドフォード、モーガン・フリーマン他。
エンドロールを観る限り、実話ですよね。
なら、ワタシ的に腑に落ちない結末も納得出来ます。
フィクションならもっと報われていた気がします。
とにかく骨太のドラマです。
過去2回ほど観た記憶があるのですが、
3回目の今回が一番面白かったです。
見る目が上がったのでしょうか?
とにかくロバート・レッドフォードがカッコいい!
信念の人ブルベイカーを見事に演じています。
普通、正論を3回云うト確実に嫌われるト云うじゃないですか。
ブルベイカーも正論のオンパレードで最初は嫌われているのですが、
徐々に周りに受け入れられていくのは、ブルベイカーが行動の人なンだからだと思いますね。
何しろ、刑務所長に就任するのに、
最初は囚人になりすまして、刑務所にやって来ます。
映画の冒頭30分は、このブルベイカーの観察する刑務所の実態が描かれます。
レッドフォードは、ほぼセリフはありません。
が、その表情から心の中が手に取るように見て取れます。
スリリングな演技ですよね。
レッドフォードって、ホントは芝居、巧いンですよね。
でも、2枚目のあの顔が邪魔している。
って、本人も云ってましたから、
で、まあ、信じられないような問題が次から次へと降り掛かるワケですが、
ラスト、市長の策略に掛かってクビになってしまったブルベイカーに、
囚人の一人が掛けるセリフ、
あんたは正しかった。
いやあ、もう、泣けますね!
そこからのラストシーンはホント拍手喝采👏
ワタシも画面観ながら一所懸命拍手しました!
名作はいつ観ても名作ですね!