ワン

転校生のワンのレビュー・感想・評価

転校生(1982年製作の映画)
4.0
尾道市。中学生の斉藤一夫(尾美としのり)の学級に、一文字違いの転校生 斉藤一美(小林聡美)がやって来た。一美は幼稚園時代の友達だといって一夫に付きまとうが、一夫はまったく覚えていない。下校中、ふたりは神社の階段からもつれ合うように転げ落ち、目覚めるとなぜか互いの体が入れ替わっていた。突然女の子の体になった一夫、男の子になった一美、混乱するふたりは、元に戻るまで外見に合わせてそれぞれ相手の家で生活することになる。


入れ替わる前の一美のデリカシーのなさに戸惑う。あまり女の子らしくない。入れ替わり後のふたりの何気ない仕草などが自然で素晴らしかった。特に自分の身体に別れを告げる「さよなら、私」のセリフは切なくて良かった。
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