ともぞう

ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

死刑制度に反対する男女が、死刑制度を止めるためレイプ殺人を仕組む。女性は白血病で余命いくばくもなく、他殺に見せかけた自殺をする。男性は学生をレイプしたと言われ全てを失ったため、レイプ殺人犯に見せかけた冤罪で死刑になる。自分が冤罪だったことを自分の死後に気づかれるようにする。あり得ない犯行だが、よくできた脚本で矛盾がない。後味はあんまり良くないが。

〈あらすじ〉
アメリカのテキサス州。大学の哲学科で教鞭を執る人気教授デビッド・ゲイル(ケビン・スペイシー)は、妻と息子を愛する良き父親であり、死刑制度反対運動に熱心に取り組む活動家でもあった。その彼が、今は活動団体の同僚女性をレイプしたうえ殺害した罪で死刑が確定し刑務所の中にいる。デビッドは死刑執行直前になり、突然人気誌の女性記者ビッツィーを指名し、多額の報酬と引き替えに残りの3日間での独占インタビューを許可した。デビッド・ゲイルの有罪を疑っていないビッツィー・ブルーム(ケイト・ウィンスレット)は、彼の話を聞くうちいつしか冤罪を確信するようになるのだが…。
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