一人旅

クレオパトラの一人旅のレビュー・感想・評価

クレオパトラ(1963年製作の映画)
5.0
上映時間4時間越えだけど不思議と長く感じなかった。映像の豪華さとスペクタクル感は、今まで観てきた作品の中で№1だと思う。クレオパトラ(エリザベス・テイラー)がローマ入りするシーンは特に凄い。CG無しのガチ撮影。ローマ人に扮した無数のエキストラ、エジプト人によるディズニーばりのパレード、そしてクレオパトラを乗せた巨大な動くスフィンクス。衣装へのこだわりも相当なものだった。主要な登場人物からエキストラまで全員、ローマ帝国時代に合った服装。クレオパトラの衣装は特に豪華で、たびたびお色直ししてたからかなりの費用が掛かったに違いない。また、衣装の他にも細部へのこだわりが見られた。部屋の壁に何気なく『これぞエジプト!』って感じの絵が描かれていたり、彫刻が置かれていたりする。ストーリーも史実に基づいていて見応えあるけど、一番の印象はやっぱりその映像美に思う。
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