「特別製の電動コケシとかさあ！笑」
東京湾沿岸で起こる不可解な連続レイバー襲撃ならびに殺人事件とそれを追う二人の刑事。捜査を進めていくうちに謎の巨大生物の存在に辿り着き…という感じの話。
BSにて鑑賞。随分昔に観た時は暗いし何か辛気臭えなーくらいの印象しかなかったのだが、久しぶりに観るとひとつの映画作品としてよく出来てるなーと思った。ストーリーしかりカオナシの化物ver.みたいな巨大生物の見せ方しかりである。またアニメーションの雰囲気やキャラデザも前作や劇場版攻殻機動隊のような押井守＋production IGっぽさを踏襲しており、硬派で渋い感じがまたたまらん。
ただ、特車二課の面々など申し訳程度にしか出てこないため、もはやパトレイバーじゃなくてもよくない？といったところで、おそらく往年のファンからすると色々と思うことはあるのかもしれないなあと。まあ、パトレイバーに対して特に何の思い入れもないわたしなどは結構楽しめましたがね。
