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ノーマンズ・ランドのcatmanのレビュー・感想・評価

ノーマンズ・ランド(1987年製作の映画)
3.5
午後ローで。(一度言ってみたかった)。
ポルシェばかりを狙う窃盗グループへ新人警官が潜入捜査をしていると、次第にグループのリーダーとの間に友情が、リーダーのピュアな妹とは愛が芽生え...という、どこかで聞いたことがある様なお話し。テンプレ通りではあるけど、安定の面白さがあって楽しい。ポルシェ911に対する偏愛は見どころのひとつで、リアルなカーチェイスの撮影にはひと際気合いが入っていて見応えがある。
敵役のチャーリー・シーン、前年に主演した「処刑ライダー」はボンクラ感が強かったけど本作は良い。セレブのオーラを放つ不敵な窃盗団のリーダーはなかなかのハマり役。やっぱり悪役を魅力的に描けている映画は面白い。

地上波用に編集された映画を観るのはスーパー久しぶりで、吹替と途中で何度も入るCMの独特のリズムが懐かしく、普段は字幕原理主義者の自分も思いのほか楽しめた。榊原良子の吹替はやっぱり良いな〜
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