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ダイヤルMを廻せ!のNYのレビュー・感想・評価

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)
4.2
DVDで再見。

密室舞台原作を映画化した小品か、と記憶していたが、思いのほか出来が良かった。記憶が曖昧だった。

ヒッチ作品初登場のグレイス・ケリーはまだ生硬な演技だが、存在感は素晴らしい。特に嫌疑を掛けられ、萎れてる後半より、我が物顔でふるまう前半が良い。「雪をかぶった活火山」の異名もむべなるかな。

DVD特典でヒッチ監督を敬愛する後進監督のインタビューが収録されているが、Mナイト・シャマランのコメントは的確で興味深かった。
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