このレビューはネタバレを含みます
術後のまだ目覚めていないムカデ人間をいかにして地下室からリビングまで運んだのか、どう考えても思いつかない。階段あるし、仮にエレベーターがあったとしてもあの形の物を載せる事が出来る程大きいはずがない。
刑事もムカデ人間見つけた段階ですぐに応援呼べよ。そつがない動きをすればストーリー展開が面白くならないにしても、あの刑事達はアホ過ぎる。
微妙にイントネーションがおかしい関西弁のヤクザの熱演はB級映画的に良かったけど、最後に自殺した理由がよくわからない。というか、頸動脈嚙みちぎってとどめ刺せたでしょ。この油断は前述の刑事の間抜け加減と同じく展開的に仕方ないのかもしれないけど。
こういうリアリティの無い映画で、矛盾というか違和感が多過ぎると作品に入り込めないし、今回指摘した様な事は簡単に脚本に取り入れる事が出来る内容だと思う。
せっかくバカバカしくて話題になったテーマなのに、ディティールが適当過ぎてガッカリしました。せめて家主に心酔しているサイコパスなナースでも登場してたらいろんなもやもやが解消出来てたのに。残念。