「THE HUMAN CENTIPEDE/ムカデ人間」
夏に向けて出会いの季節が始まっています。散々、春は出会いの季節とか言ってた連中が機を逃し、そのままベルトコンベア式に夏の出会いに赴いたわけです。
夏だから、夏だよ、夏こそは...と息巻いてるみなさん、あの子と・あの人と
つ・な・げ・て・み・た・い
のなら、じゃあ"ムカデ人間"を観てこいやー!
とはいえ、一作目に関していえば、暴力的な残酷描写はかなり抑えられていて、気味の悪いサスペンスぐらいのルックに止まっているのが悲しいところ。
変態的ではあるけど、狂気に満ちてるとは言い難いかな?という印象です。
ダルマさんみたいな顔した外科医は、顔力があってよかったけど、予算のせいかわからないけど、インパクトはそんなになく、手術以降の展開はダラダラしてたりして、どうも消化不良でした。
というより、2をそのままの流れで見たせいで、1のメタ視点が強まってしまって、作り物感が増えてしまったのにも原因がありますけど...
しかし、北村さん演じる日本人が良い。後ろにつながれた女の子に、自分の糞を後ろの女の子の口にぶち込むんですが、その時の顔とかたまりませんでした(見せ物映画として)
また、監督がどこまで日本を調査して撮ったのかは知らないけど、この関西弁というところが最高に面白なったです。
関西弁というのは、全世界共通で下品で五月蝿いということなのでしょうか?この関西のエネルギーがすごかったです。
2へ
つ・づ・く