「Mr.Boo!」というシリーズは日本が勝手に名乗らせているものなので「～したりなんちゃったりしちゃって」の広川太一郎の名調子以外は全然トータルの繋がりなどないのだが、でも全体的にモサっとした雰囲気の中で細かいギャグが延々と繰り返される光景はこれまでのシリーズの不調な時(笑)と同じ。新年のとんねるずの番組を彷彿とさせるようなテニスのシーンとか明らかに出典がわかるような映画のパロディとか笑える箇所もいくらかはあったが、吹替セリフが無ければ辛いし、広川節をもってしてもやっぱり厳しいというのが正直なところ。
