にょこ

猿の惑星のにょこのネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星(1968年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃に観て、衝撃のラスト故にポカーンとしてしまったことを覚えている。

オチを知っていても十分楽しめました。
昔の作品ならではのちょいワル感というのか、主人公が宇宙飛行士なのにやんちゃっぽい感じが良い。
いつの時代にもジーラやコーネリウスのように、あれ?おかしいぞ?と思える人はほんと貴重ですね。
ザイアスに関しては、人間でもこんな奴居るじゃん、と思いますが、ただ、この地球を破滅に導いた人間を危険視するのは致し方ないですね…やり方は認められませんが。

そしてここでも核や戦争…
吹き替えだとラストのセリフが、『猿にも馬鹿にされるはずだよ!』的な感じだったんです。
恵まれたはずの地球の資源を分かち合うことなく、殺し合いをする愚かな民族って猿に思われるんですよ。本来なら私たちの祖先が猿人という皮肉。
にょこ

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