アキラナウェイ

猿の惑星のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
3.7
恥ずかしながら初めて観ます名作シリーズ!!

第65弾!!

衝撃のラストは何故か大昔から知っていて。誰だよネタバレしたの!!

猿の着ぐるみ感が昔からどうにも苦手でずっと手が出せなかったシリーズ。満を持して、今!ようやく!観る気になった!!どうせならオリジナルシリーズ全部観てやろうと調べてみたら…。

・『猿の惑星』(1968年)★
・『続・猿の惑星』(1970年)★
・『新・猿の惑星』(1971年)
・『猿の惑星・征服』(1972年)★
・『最後の猿の惑星』(1973年)

Disney+で配信されているのは★の3作のみ。おい!!全部配信しろや!!Disney+のそういうとこ、嫌いやわ〜。

という事でオリジナルシリーズ制覇は早々に諦めて1作目だけ鑑賞。

1972年7月14日、地球時間2673年3月23日。地球への帰還を目指す1隻の宇宙船は、とある惑星の湖上に不時着水する。船長のテイラー(チャールトン・ヘストン)他2名の船員は、その星が猿によって人間が支配される星である事を知り、驚愕するのだった—— 。

いや、先ずはすみません。

猿の着ぐるみだなんて先入観を持っていたけど、1968年公開当時の技術としては驚く程に精巧な特殊メイク。宇宙船のデザインの古臭さは否めないが、湖に沈む様子など、宇宙船の一部のみしか映していないにも関わらずそれらしく見えるのは流石。

その惑星では人間は下等生物。
言葉は話さず、馬に乗った猿に追われ、囚われる奴隷のような扱い。

猿達が居住する建物のデザインも独特で、アートな感じ。彼らの中には考古学者や動物心理学者、科学庁長官もいて、彼らが築き上げた文明も興味深い。

テイラーが喉を撃たれた事で捕縛当初は声を発する事が出来ないという展開も良き。

それにしても、チャールトン・ヘストン他人間役キャストの皆様はほぼ半裸状態でのロケが続き、魚を捕まえるような投網(とあみ)の要領で捕らえられたりと危険なシーンも多いので、さぞかし肉体的にも大変だったでしょうに。

不安を掻き立てる音楽が常に緊張感を張り詰めさせる…。

…んだけど、オチを知ってるからなぁ!!

脳を手術して記憶を消して、あのオチを目の当たりにして、腰が抜ける程に感動したいのが本音。