⛵️う〜ん、冒険ロマン。白人側から見たアフリカ大陸って印象が強くキャサリン・ヘプバーンとボギーの凸凹コンビの絆に感動したアドベンチャー映画。
🎣ジョン・ヒューストン監督による【大自然との格闘】を描いたヴェルナー・ヘルツォークの『フィツカラルド』などを想起させるファンタジックな一編。
🌊ボギーがいつものcoolでハードボイルドな雰囲気を封印して人懐っこい船長さんを快演している。ストーリー展開がちょっと忙しないんだが、最後まで飽きずに観れたので十分及第点な映画。脚本は『狩人の夜』のジェームズ・アギーが担当している。
全体的に男女のロマンスに収斂される変な構成なので、冒険映画らしからぬ小ぢんまりとした印象が拭えないのが残念だ。
⛪️後半のカソリック/宗教的境地に陥る「泣かせ」の部分が上手いため、じんわりとした後味の残る冒険モノの佳作となった。キャサリン演じる尼さんの祈りがラストで叶うという実に人を食った幕引きである。