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アナザヘヴンのpriskyのネタバレレビュー・内容・結末

アナザヘヴン(2000年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

殺した相手の脳を調理する、というなかなか猟奇的な設定に惹かれたのだけど、そこには特段深い理由はなく、取り憑かれた人間の癖や願望と絡まって、悪意が放出されただけ、ということと理解したが、そこでまずガッカリ。

連続殺人事件の犯人は、悪意。誰もがもっているもの、そう、水みたいに。というのがテーマかな。

なんというか、、、設定自体にもストーリー展開にもカメラワークや編集にも、「うまくない」と感じるところが多く、中盤から見ていてかなりダレた。

最後の、江口洋介の「悪意に負けない人間もいるんだ」という説明くさい台詞に、完全に萎えた。

市川実和子のファッションだけ、見ていて楽しかった。
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