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おっぱいバレーのぉゅのレビュー・感想・評価

おっぱいバレー(2008年製作の映画)
3.2
2021年 鑑賞 21-158-6
水野宗徳先生の小説が原作。「海猿シリーズ」「暗殺教室」等の羽住英一郎監督の青春スポーツコメディ作品。
原作者の水野がラジオの構成作家時代に、番組中の電話で男子バレーボール部の顧問をしている女性教師から聞いた「優勝したら部員におっぱいを見せる」という実話をヒントに創作されたそう。

新任教師の寺嶋美香子(綾瀬はるかさん)は臨時教師として三ケ崎中学校に赴任してくる。しかし、この学校に赴任する前の学校である事件を起こし生徒からの信頼を失い、教師としての自信も失いかけていた。新しい学校に赴任して心機一転、美香子は男子バレーボール部の顧問になる。しかし、部員はやる気がなく、バレーボールすらまともに触ったことがない部員ばかりで、女の子のことしか頭になく常にエッチな妄想にふけっていて、周りからは「バカ部」呼ばわりされていた。そんな部員達を奮起させようと美香子は「あなた達が頑張ってくれるなら先生なんでもする」と宣言。すると部員達は「試合に勝ったら先生のおっぱいを見せてください」と言い出す。美香子は最初は断るが、強引な成り行きで約束させられしまう...

いきなり関係のない話から... あの坂道から見える、海の先の工場の外観最高!思わずあの時に小倉の工場景色に似てると思ったら、やっぱりそっち方面?

’70年代後半の音楽の多様、町や車の風景、某テレビ番組のBGM等... nどこか上っ面のように感じるのは、ストーリーか?
個人的には、品が無いようで少しある?やっぱり無い?的なストーリー。出来損ないの、中身がほぼ無いような青春作品。ただただ、綾瀬はるかさんのおっぱいで釣ったような雰囲気さえ漂っているようで、私には、ちょっと... と、思えた。

でも、時々、挿入される工場の外観や海、男子バレー部たちと、夕陽と線路は、綺麗に思えた。

あと、美香子の中学時代の恩師で、美香子が「道程」という詩と出会うきっかけを作った原田幸次郎(小林勝也さん)、幸次郎先生の妻(市毛良枝さん)が美香子を再び立ち上がらせた話、新入部員の父で、元実業団バレー選手で、男子バレー部の臨時コーチだった城 和樹(仲村トオルさん)の父子のエピソードや、息子への気持ちは染みた!
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