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砂の器のkamakurahのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
4.0
『祈りの幕が下りる時』鑑賞後に、自宅で何年ぶりだろう『砂の器』をデジタルリマスター版でNetflix鑑賞。いたずらに昔がよかった、とは言いたくないが、密度の濃さは圧倒的。原作を凌駕する作りに往年の映画人たちの力量と矜持とを体感させられ嘆息するばかり。本作の根幹と言うべき芥川也寸志の名曲「宿命」については、あまりの素晴らしさに評する言葉が見つからない。

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