このレビューはネタバレを含みます
橋の上で「石を捨てるぞ!」と言っても、前作で「聖櫃を撃つぞ!」と言っても、
「どうせやんねーだろ」
みたいに、いつも受け流されてるの地味に好き。
冒頭20分が、ショーン・コネリーやロジャー・ムーアの頃の007っぽくて、さすが007の監督をやりかたったスピルバーグだなと。
それもかなりの上位互換。このパターンに現実味なんて要りませんね。
ダイヤと解毒剤をなかなか拾えないくだりのテンポの良さからの、都合よくインドに辿り着くあたりまでのスピルバーグ版007、凄く楽しかった。
ウィリーを演じたケイト・キャプショーご本人が自らの役柄を「金髪が騒いでるだけ」と言っていたそうだけど、スピルバーグ作品に登場しがちな「うるさい女」の中で抜群に笑えたよ。
言わずもがな、キー・ホイ・クァンは最高!MVP!
スピルバーグ自身は、シリーズで一番気に入っていないらしいですね。
個人的には、前作と比べてもめちゃくちゃ面白かった。
まぁ、どこが子供向けやねんとは思うw
ジュラパのグラント博士の元ネタだと思われる(?)帽子を拾うシーンもいい!