Jiyong

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのJiyongのレビュー・感想・評価

4.2
アレクサンドルデスプラの音楽、今まで聞いてきた全音楽の中で一番自分の感情揺さぶってくるからもう音楽だけで見る価値のある映画。
涙腺揺さぶってくるのは勿論だけど、知的さ、ワクワクする高揚感、それらの感情は幼いけど賢い子供のものという映画のトピックを全て表現していてすごい。音楽詳しくないけど。
映画から音楽が聞こえてきてすぐ「良い!」ってなった。すぐダウンロードしました。


トム・ハンクスの贅沢な使い方してる。おじいちゃんはベルイマン常連のマックスフォーンシドー。セリフなしでの曖昧な演技が良い。ああいうお父さん、いいなって思っちゃう。まあ、多くの人がトム・ハンクスお父さんになってほしいか。

繊細な少年オスカーの一人称視点かのように、それこそ「ものすごくうるさい」音や景色の演出が好き。
留守電のくだり、もうしんどくてずっと泣いてた。僕も出ないと思う。
Jiyong

Jiyong