2001年９月11日、アメリカ同時多発テロ。
最愛の父を亡くした少年オスカー。
偶然見つけた父の遺品である鍵。
父からのメッセージを探すためニューヨークの街を巡る。
アスペルガーを抱えるオスカー、彼を優しく見守る両親。
オスカーの「人と接する事が苦手」を克服させるために『調査探検』ごっこをする父。
答えを求めてニューヨークを駆けずり回るオスカーの先を回って彼のために手を打つ母。
なんて素晴らしい両親なんだろう。
オスカーと同じく最愛の夫を亡くしたリンダもどれだけ苦しんでいたことか。
映画はオスカーと父トーマスに焦点を当てた内容が多いが、静かに見守り息子を影から大きく支える母親が素晴らしかった。
トム・ハンクス、サンドラ・ブロック最高の親を演じていた。
オスカー役のトーマス・ホーンも素晴らしい。
スティーブン・ダルドリー監督作品
